番狂わせなるか?

◆23日:NOAH・日本武道館大会
主な4カード結果とコメント

  • タッグマッチ 45分1本勝負

小川良成・○三沢光晴{14分45秒 片エビ固め}×SUWA・鈴木みのる
森嶋猛モハメド・ヨネ組が持つベルトを、虎視眈眈と狙っていSUWA・鈴木みのる組。しかし小川良成三沢光晴組の壁が厚く、エメラルドフロージョンで粉砕!

小橋建太{26分30秒 体固め}×丸藤正道
田上明越えを果たした丸藤正道が、今度は小橋建太越えで世代交代を加速させる。
そんな目論みは、小橋建太が自慢のパワーで跳ね返した一戦。
必死に持てる技を出す丸藤正道に、パワーの殺人フルコースを繰り出し、最後には剛椀ラリアットで丸藤を沈めた小橋建太

  • GHQ・Jrヘビー級選手権 60分1本勝負

○KENTA(王者){21分4秒 片エビ固め}×石森太二
初参戦の石森太二。KENTAがメキシコ遠征の際にタッグを組んだことがあり、その時の影響で挑戦を表明し実現した。
挑戦者として恥じない戦いぶりにKENTAは、go 2 sleepまで繰り出さなくてはいけない程であった。
KENTAは、防衛記録を6に伸ばしそれまで金丸義信の「5」を抜いた。
石森太二は今回だけでなく、継続参戦してさらに研いてほしいものである。

  • GHCヘビー級選手権 60分1本勝負

秋山準(王者){23分14秒 14秒}×井上雅央(挑戦者)
デビュー15周年で、初のメインイベントに立った井上雅央
前日の会見では緊張を隠せなかったが、リングに上がればいつも通りのスタイルで王者・秋山準を翻弄した。
ゴングを待たずに奇襲攻撃、ロープ越しでは手首を目に擦りつけたりのラフファイト。しかし、今回はブーイングより「雅央コール」「雅央が起こり、いかにファンが、雅央の番狂わせ起こしてほしいかが分かる。
秋山にはブーイングが起こる現象となり、逆転現象が起きた。
そんななか、勝負どころでは非情のジャンピングニー8連発で、粘る井上雅央をマットに寝かせた。
この二人、以外な共通項がある。
年令が同じ36才。
それと、ジャンボ鶴田!!
デビュー当時、秋山は付き人を務めておりその際に、鶴田の代名詞の一つ「ジャンピングニー」を伝授された。
井上雅央は、出身が同じ山梨県なのでデビュー当時タイツに付けていた星を譲り受け、タイツやシューズに付け戦っている。
さぁ!次に王者・秋山準に挑戦するのは誰だ!!