ザ・シューター/極大射程

@新宿グランド
極大射程〈上巻〉 (新潮文庫) 極大射程〈下巻〉 (新潮文庫)
評価=★★★★☆
評価的に言えば、ギリギリの4つ★です
マーク・ウォールバーク演じるスナイパー*1は、申し分ない役柄を演じています
リーサル・ウェポン」シリーズで正義感の強い役を演じているダニー・グローバーが、裏の匂いが強い大佐役を演じたのには別人に思えたほどの演技でした

ストーリーは流れ的に読めるところがあるものの、なぜ大統領ではなく×××が暗殺された理由が最後まで分からなかったのが、いささか不満点です
それにしても、CIAエージェント役を演じたイライアス・コティースは、確か別の作品でもCIAの役を演じてた記憶があります
他にも新米FBI捜査官を演じたマイケル・ペーニャは、FBIで唯一スワガーと接触し不審な点を探り当てることに
その事で危険な目に合い、仲間としてスワガーの無実を手助けしていくあたりは、ペーニャの見せ所です
少なくともこの映画は“男映画”なので、女性にはややウケが悪いと思います。

*1:ボブ・リー・スワガー役