波に乗れない後半戦の原因は?

交流戦が終了し、いっこうに空回りしているチーム
原因は何処にあるのか?
振り返ってみると、交流戦の6月9日・横浜ベイスターズ戦(横浜スタジアム)から
ベイスターズ先発・三浦大輔を打ち崩せず負け、翌日からのドラゴンズ2連戦も破れ3連敗…
いったん持ちなおしたに見えたチームも、6月17日・タイガース戦(千葉マリンスタジアム)ではまさかの5点差を返され惨敗する結果に、周りの空気からクローザーの小林雅英への疑心暗鬼な空気が流れ始める
それと同時期に起きたのは、キャプテン里崎智也の攻守におけるミスが徐々に表面化してきている
打撃は、ここでヒット一本出ていれば楽になる場面に凡打をし、試合をもつれる展開が多くなり、常に打線の切れ目的な感じになってしまっている
守備で分かりやすくするなら、移籍したばかりの吉井理人のリードが典型的だろう
7月12日ライオンズ戦(グッドウィルドーム)に先発した吉井は、味方が1点先制しマウンドに立つと2アウトを簡単に取り中島裕之に安打を打たれ塁を出す
続くG.G.佐藤の打席で中島が2塁へ盗塁したところ、里崎が悪送球し吉井のリズムを崩すことに
これがきっかけで吉井は1回を保たずに降板
打つ方もブレーキとなり、高木晃次小宮山悟がゲームを作り反撃を待つも報われない結果に…
ホームに帰って出直しと思った昨日も、せっかく8回に勝ち越したのを小林雅英が2アウトから4連打を食い意気消沈されることに
リーグ1位を目指しているチームとしては、この二人が足を引っ張っている状態なだけに、去年のように後退していくのは避けたい!
オールスターを挟むこの時期に、どれだけ立て直せるかでプレーオフ圏内に居残れるかにかかるだろう