第5戦検証

正直、一日経っても凹んでます。
残念ではありますが、改めて振り返って見ましょう
中7日で成瀬善久は予定どおり!
打線で8番指名打者に橋本将を起用した辺り、2005年と違い駒不足を感じてしまった
本来なら右のダルビッシュ有だったら、同じ左打者のマット・ワトソンを起用なのだが使えるほど調子が良くない
ベニー・アグバヤニを起用するにも、初戦に押さえられてしまっているので使えなかった
頭で起用できないワトソンは、残留も厳しいでしょう
試合が始まり両投手も、手探りながらもまずまずの内容
そんな中を3回の今江敏晃のバントツーベースヒットが、試合を大きく分ける分岐点として見る
ダルビッシュのような投手だと連打は厳しいのに、TSUYOSHIを簡単に打たせてしまったのは選択ミスだ
ここでバントを見せながら球数を投げさせ、厳しいところはカットしてプレッシャーをかけれるところだが仕掛けもなく詰まらされた
おかげで早川大輔が揺さ振ることが出来ないまま凡打
ここから流れがファイターズに傾き始め、森本稀哲を四球を皮切りに稲葉篤紀の避けたバットに当りボテボテの内野安打
そして打撃が上向きになってきたフェルナンド・セギノールが、低めの球をすくい上げた3ランが飛び出してしまった
これが成瀬の同様を誘ってしまい、4回に鶴岡慎也にタイムリーを浴びてしまった
この後のリリーフした小林宏之が、非常にまずかった
グランドに現われた時点で好調のオーラが無く、投球練習を見ていてもキレが無い
その不安が的中し連打を食い、犠牲フライを含む3失点と流れを止めることなく終わってしまった
6回頭から清水直行が登板し、2回1/3を無失点で押さえた
球にキレが無い宏之を即交替させ、5回頭から直行を投げさせていればもう少し締まった試合になっただろう
ダルビッシュは第1戦同様、4回以降は悪いながらも整え、ライアン・グリンに繋げていった
グリンもダルビッシュ同様に押さえられ、手も足も出ない有様
唯一反撃を試みえたのは、クローザーのマイケル中村の時だけ
ここまで好球を見逃し厳しい球に手を出していた大松尚逸が粘って出塁したも、続く将*1が追い込まれ空振りで2007年のシーズンがおわってしまった
正直、その前までの打席で球を捕らえきれていない将を打たせるよりも、右に関係なくベニー・アグバヤニ堀幸一を出して敗けてた方が後悔は少なかったと思う
終戦ならば総力戦なのだから、どんどん交替でもがかなくてはいけないのだがあまりにも挑戦者の意識が少なかった様に思えた
もう一度、チーム作り直して厚みがある選手層で、来年はファイターズに臨まないといけないですね

*1:たくす