[千葉ロッテマリーンズ]プレーオフを振り返り

☆第一ステージ vs西武ライオンズ
鉄壁な守備とチーム力を見せ付けたステージ。
特に、西岡剛今江敏晃小坂誠の三遊間が、ライオンズの中村剛也中島裕之との違いを見せ付けた!
西岡らの守備力により、チームへ勢いをつけゲーム展開を有利に進めた。

☆第二ステージ vs福岡ソフトバンクホークス
第三戦。9回表まで圧倒的に有利に進めたマリーンズ。
思わぬ落し穴が、待っていた!
小林雅英の乱調!!
優勝への意識が強すぎて、ストライクが入らない投球になってしまった。
点差は、4点。
楽な気持ちで投げ込める点差にもかかわらず、力みでコントロールが利かない。
結果的に、肩と気持ちが作りきれていない小野晋吾藤田宗一が打たれ第三戦を落とした。
翌第四戦は、前日の重い空気を引きずったままの戦いとなり、小林宏之フリオ・ズレータに2本の本塁打を許しつつも好投したが、打線の援護もなく敗戦し、逆王手を賭けられてしまった。
背水の陣をひいた第五戦。
先発・ダン・セラフィニが、序盤から小刻みに2点を取られつつも要所を締める投球。
打線は5回・西岡剛の安打を切っ掛けに、福浦和也のタイムリー2BHで1点を返す。
7回裏、追加点のピンチに途中出場の二塁・早坂圭介の守備により、試合の流れが変わる。
8回。早坂圭介の代打に初芝清が登場。
流れと言うモノは、すぐに現れ内野ゴロをトニー・バティスタ川崎宗則が交錯し、試合が大きく動いた。続く福浦和也が、右前安で一・二塁。サブローが倒れた後、里崎智也がレフトフェンスに当てる逆転タイムリ二塁打を叩きだす!
後は自慢のセットアッパー、薮田安彦小林雅英のリレーで31年ぶりのリーグ制覇!!
終わってみれば、3勝2敗。

実に実のある、プレーオフであった!