[千葉ロッテマリーンズ]勝利の法則

7回コールドゲームながらも、圧勝をしたマリーンズ。
その中でも、2つに注目したい。
①相手投手に球数を、多く投げさせる。
先発・井川慶が、6回で降板したときの球数は、すでに100球を超えていた。
プレーオフでの、松坂大輔杉内俊哉との対戦でも共通するのは、各打者が多くの球数を投げさせ5回以降に叩く、もしくは2番手投手で勝ち越すケースがよくあった。
相手投手は、いかに早くストライク先行で攻めて討ち取るかが、攻略の糸口になるのかも…?
②奥深き二遊間
レギュラーシーズンを通じて、堀幸一小坂誠西岡剛を使い分けてきた二遊間。
堀幸一小坂誠の故障で、思わぬ“怪我の功名”になった。
第一ステージで小坂誠の離脱により遊撃手を、西岡剛に固定した。
ところが第二ステージ第五戦で、試合途中で堀幸一が腰痛で離脱。
その穴を小坂誠に代わり登録された、早坂圭介が好守を魅せた。
試合展開により、早坂圭介に代打を送られ空いた二塁手三塁手今江敏晃がまわり、好守で助け31年ぶりのリーグ制覇になった。
日本シリーズ前日。
日刊スポーツは、早坂圭介
スポニチは、今江敏晃
二人の名前が載る中、スタメン発表された名前は“渡辺正人”だった。
先発起用された渡辺正人は、追いつかれた直後の5回には安打で出塁し、勝ち越しのホームを踏む。
誰かしらが、その穴をカバーできる戦力を見極め、起用するのが“バレンタイン・マジック”なのだ!!