2008年シーズン予想

パ・リーグ開幕目前となり、予想を立ててみました。

解説

オープン戦では被弾0という投手陣の仕上がり具合
心配されていたYFKの穴だが、昨年ブレークした荻野忠寛川崎雄介に復帰したブライアン・シコースキー、新加入のウィンストン・アブレイユに新人の伊藤義弘が穴を埋める
他にも二年目の大嶺祐太に新人の服部泰卓と、長丁場のシーズンを乗り切れる力が加わった
打撃陣では西岡剛早川大輔の不動の一・二番コンビを皮切りに、福浦和也・サブロー・フリオ・ズレータホセ・オーティズ里崎智也と勝負できる打者が揃っていて、相手によっては自在に打線を組み替えれる人材が揃っている
大きな死角は無いと見る

2年連続の力は継続が有ると見るが、得点不足は否めない
森本稀哲田中賢介コンビが出塁し稲葉篤紀で返すパターンは健在も、クリーンアップの得点力が解消されず守り中心の野球は否めない
ダルビッシュ有を中心とした投手陣頼りにシーズンとなりそう
期待していた中田翔は、打撃に守備にと露呈した以上は戦力としては考えにくいでしょう

年々チーム力が上がり、野村克也監督の考えが浸透した野球が出来そう
田中将大岩隈久志を軸とし揃ってきた先発陣だが、期待していた長谷部康平が怪我で出遅れが計算外
絶対的クローザーさえ完成すれば勝ち星を増やせる

王貞治監督最終年だが、斉藤和巳和田毅馬原孝浩小久保裕紀と怪我で出遅れる状況に
頼りとする新垣渚は、昨年の暴投癖が治らず1試合で4つも記録する始末
大場翔太大隣憲司が新たな力として定着出来るかによってローテーションが安定する
打線は松中信彦多村仁川崎宗則を中心に組むことで戦えるが、投手陣の力を考えると比重が大きい戦いになるのは間違いない

石井一久岡本真也が加わったものの全体のレベルが上がっていない印象が強い投手陣
涌井秀章は計算出来るも他は投げてみないと分からない
期待していた平野将光は出遅れることで、厚みを増せなかったのが痛い
打線もクリーンアップを期待していた中村剛也がさほど伸びなかったことで外人任せ
クレイグ・ブラゼル松坂健太が調子良いも最後までキープ出来るか疑問
課題の守備強化は目標に到達出来ず、オープン戦での片岡易之中島裕之が失策を記録したのには、今年も守備で泣かされる予感が強い

アレックス・カブレラ浜中治を獲得した打線と、金子千尋岸田護を中心にした先発陣が揃ったもののスタート時から不安材料ばかり
頼みの平野佳寿が怪我で開幕から出遅れに、タフィー・ローズ等が故障と背中合わせなため年間を戦いぬくのは厳しい
ただ、歯車の噛み合わせしだいではクライマックスシリーズ圏内まで来る可能性がある