気になる事故

昨日の東京は、気になる事故が二つ発生した。
早朝の首都高タンクローリー横転事故と、東京ビッグサイトエスカレーター事故。

首都高5号線タンクローリー横転事故

首都高5号線と中央環状線が合流する板橋区熊野町付近で、タンクローリーが横転事故が発生した。
積み荷がガソリンと軽油なため、消防隊は化学消化剤を使用しなんとか鎮火させた。
現場は急カーブなため、スピードの出し過ぎが原因で曲がりきれなかった模様。
そして二層式の高架で、下の下り線で事故を起こした影響により近隣にあるマンションの壁を焦がしたり、高熱により上り線が歪んだりとすぐには復旧できないほどになった。
警察の現場検証後は、公団の点検次第で開通の時期が決まるかと。
大宮方面に繋がる道なだけに、輸送面でかなりの影響が出ているのではないでしょうか。

東京ビッグサイトエスカレーター逆走事故

ワンダーフェスティバル」で賑わうビッグサイトが、一転して凄惨な事態になった。
会場開始した10時すぎに、1階から一気に4階まで昇るエスカレーターが急に停止、逆走する状態に陥り将棋倒しとなり怪我人が発生し騒然とする。
エスカレーターは5月に名古屋で事故を起こしたオーチス・エレベータ製。
保守点検は先月29日に行ったばかりで、なんら不具合は発見がなかったという。
一方、使用当時のエスカレーターは一段に3〜4人が乗っている状態で、普通は乗らない状況だったと。
子供が2〜3人ならわかるが、成人が3〜4人乗り上から下まで満員状態なら、機械に何らかの負担がかかったとしか思えない。
通常は2列で使用したり、万単位が待つ状態なら落ち着くまでは使用を中止し、外にある階段を使い誘導するのが当然の措置ではないかろうか?
主催者側の警備に対して甘い考えが引き起こしたのではないでしょうか。