変わらない体質

パ・リーグが開幕して約一ヵ月が経ち、大方の予想がBクラスだったライオンズが首位
そのライオンズも本拠地西武ドームの観客動員は、今年も大苦戦している
チーム名を“埼玉”にして運営を球団主導だが、球場を訪れる人にとっては変わっていないのだろう
スコアボード等をリニューアルしたのは良いのだが、実際に訪れる人にとっては大きなメリットが働いていない
一向に座席の狭い席が存在していたり、雨が降ると吹き込んだうえに寒い
特に開幕一ヵ月のナイターは寒いのだから、あったかい飲食物を値引き販売し来場者に還元すべきだ
だだでさえ選手に魅力を感じないのだから(特に涌井秀章の無愛想なのはファンが増えない要因だろう)
球団だけでなく親会社の西武鉄道に目を向けると、変わっていない様子が見れる部分がある
今シーズンも御多忙に漏れず、グループ社員の親睦会の場所として西武ドームを利用している
これは別に悪くはないのだが、問題は利用の仕方がグループの体質を覗かせている
ビン・缶類の持ち込み禁止なのだが、ビール缶をケースで持ち込み酒盛り
散々飲み食いした後の座席はゴミの山…
ゴミをまとめる事もなく、自社グループ施設を汚して帰る
これが普段鉄道で、乗客に美化を呼び掛けていたりするのかと情けない有様
ここ数年、西武グループは不祥事続きなのだから大幅な体質改善を要求されるのは当たり前と言うかは、自らが推し進めることではなかろうか?
もっと根本的なところから改善しないと、ますますファンが離れていくだろう